2009 年 4 月 23 日 木曜日
[1]むし歯、歯周病の処置をします。
[2]舌ブラシなどを用いて、自分で舌苔を除去します。舌の奥をとくに除去して下さい。
[3]全身的な疾患によるものはその治療を受けます。
[4]唾液が十分に分泌されていると、細菌の活動を抑制し、歯肉も炎症が起こりにくくなります。したがって、食事はゆっくり時間をかけてよく噛むことです。夜間睡眠中は唾液の分泌が極端に減少しますから、口臭原因物質が口にたまりやすくなります。したがって、朝方の口臭は歯磨きや食事後に少なくなります。
[5]入れ歯の清掃が不十分になると、口臭の原因になりますから、毎食後によく清掃して下さい。義歯の洗浄剤の使用も有効です。
[6]ていねいに歯磨きをするとともに、グルコン酸ヘキシジンを主成分とした薬用洗口剤(サンスター社のガム・CHX洗口液、ウェルテック社のコンクールFなど)で1日2~3回よくうがいをします。
[7]歯石をとってもらいます。
[8]歯科医師による口臭の評価が正常といわれても、なお自分では口臭が気になる場合には、口臭恐怖症あるいは自臭症という範疇(はんちゅう)の可能性があります。この場合はなかなか本人が治療の効果を認めなかったり、満足しないことが多く、歯科心身症の専門医か心療内科などを受診することになります。
※「標準治療」は診療活動をする専門医により行われている一般標準的な治療法の解説です。厚生労働省や学会で作成した「ガイドライン」そのものではありません。
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2009 年 4 月 23 日 木曜日
1)口腔内に原因がある場合
口臭の原因となる物質は数多くわかっていますが、メチルメルカプタン、硫化水素、ジメチルサルファイドの3種の硫黄化合物が最大のものです。これらの硫黄化合物は、口腔内の種々の細菌の代謝産物として口腔内に存在します。この細菌は、ほとんどが嫌気(けんき)性菌(酸素の存在では増殖しにくい性質)と通性嫌気性菌(酸素があってもなくても増殖できる性質)ですから、むし歯の穴の中や歯周ポケット、厚い舌苔(ぜったい)の中に潜んでいます。
2)糖尿病
ケトン体が呼気中に排泄(はいせつ)されて、甘酸っぱい糖尿病独特の口臭が出ます。
3)肝機能障害
腸管から吸収された硫黄化合物が肝臓で十分に解毒、分解されずに肺を介して呼気中に排泄されてきます。
4)副鼻腔(ふくびくう)炎(蓄膿〈ちくのう〉症)、呼吸器疾患、腎疾患
膿汁(のうじゅう)、アミンなどの臭気物質が排泄されます。
5)女性の生理
因果関係については不明な部分が多いようですが、女性ホルモンの影響で歯肉の炎症性変化をきたし、歯周ポケット内にメチオニンが増加するからと考えられています。
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